五十鈴川
今日のお酒は「元坂酒造」の「五十鈴川」です。
蔵元は女鬼峠の近く、大台町の宮川沿いにある元坂酒造ですが、お酒の名前はその隣を流れる五十鈴川です。
よくある日本酒の名前は仕込みに使う清流の名前をいただくというので、手取川、とか千曲川とか、最上川とか数え上げたらきりが無いほどです。
清酒五十鈴川の場合は仕込みに使っているということでは有りませんが、ご縁の深いお伊勢さんの最大の神事である式年遷宮をお祝いして五十鈴川の清らかな流れのイメージのお酒にしていることからこの名前といただいているようです。
今回は冷やしていただきましたが澄んだ味わいの中に冷奴のようなあっさりとした肴を食べた後にはほんのりと甘く、めざしの様な旨味の有る肴の後では酸がしっかりと受け止めてくれる料理を美味しくしてくれるお酒です。
ラベルは紺色の地に白抜きの文字、縁取りは臙脂のシンプルで力強いデザインです。
首にかかっている木片は「第62回 神宮式年遷宮」と裏側には「御木曳」と書かれています。
御木曳きとは5月の連休から続いている式年遷宮に使われる御用材を外宮、内宮にそれぞれ納める儀式です。
当然のことながら式年遷宮のときだけ行われる行事なので20年に一度だけなんですが既に62回目だそうです。
1240年も脈々と変わらずに受け継がれているという事の意味と意義、いろいろなことを考えながら呑んでいるとつい呑み過ぎてしまいそうです。
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