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プールの事故で思うこと

埼玉県ふじみ野市の市営「ふじみ野市大井プール」で同県所沢市の市立小手指小2年、戸丸瑛梨香(えりか)さん(7)が死亡した事故で、その後の調べによって管理上の問題が次々に明らかになっているようです。

事故の概要は流水プールの水流発生用のポンプの吸水口に設置してあった柵が外れていたところに女児が吸い込まれてしまい溺死したというものです。

国の通達や自治体の条例などによって遊泳用のプールにかかわる技術的な基準は事細かく規定されています。

実際に過剰とも思えるようないろんなものを付けなくてはなりません。

水流発生用の吸水口と比べるとはるかに水流の弱い循環濾過用の吸水口に吸い込まれる事故も度々発生しており、そのつど基準も強化されてきたはずなのにまだ事故はなくなりません。

考えるにプールのことを知らない業者が落札できてしまうような入札での委託先選定とその後の技術水準のチェック、実際の管理状況のチェックをしないままの丸投げによる責任の所在のあいまいさなど、全体的に無責任な体制になっているのが問題であろうと思う。

プールの維持管理を委託するのであれば、委託先の関係者全員に消防本部による普通救命講習を受講させるぐらいのことをすべきだと思う。

また、設備の点検も不具合をちゃんと発見できる人間がするようにしなければならない。

設備の不具合は短期のアルバイトで出来るほど簡単なものではない。

法令などで求められている要件をしっかりと把握した熟練者が見なければ見落としだらけで事故の未然防止にはならないからだ。

実際に管理をしていた京明社、管理を委託されている太陽管財、管理を委託しているふじみ野市ともに如何にすればプロによる管理が出来るようになるかを考えてもらいたい。

考えたらアルバイト監視員だけで管理が出来るわけが無く、プロの仕事にはそれなりの対価が必要なことから季節営業のプールではまともな管理は期待できないことが良く分かると思います。

これからのプール建設は屋内型で通年利用することによりプロの管理者を雇える体制が必要だと思います。

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