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モレラ岐阜の浄化槽の設計について

昔取った杵柄で、色々考えてみると明らかに能力不足がわかってくるわけで、、、、、、、
一番単純に考えると、JISに規定されている建築用途別し尿浄化槽処理対象人員算定基準(S63年版)
で計算していくと、
店舗(飲食店や百貨店はもっと負荷が高い)は延べ床面積あたり15L/日なので
延べ床面積115,800m2のモレラは115,800×0.015=1737m3/日の処理水能力が必要になります。
現実には飲食店テナントが多く入っていることから、コレよりも多く、某大手系列のショッピングセンターの実績の面積比計算をすると2895m3/日が必要になります。

ではなぜこの計算よりも小さな浄化槽で確認申請が降りたのでしょうか。
簡単に言うと、「特例」です。
明確な根拠が有って類似の建築物の実績を示す根拠が示せればその根拠に基づいた設計を採用することが出来ます。
コレには様々な利点が有ってコレを批判することは本質的な批判ではありません。
なぜならば、JISの規定は最大公約数的な状況の想定で有って現実的なものではなく、多くの場合はこのとおりに設計すると数倍の誤差が有るからです。
それを踏まえて様々な要因からどの程度の排水負荷が有るのか見極めることが重要になります。
今回の場合は中部地区最大、ゴールデンウィークにグランドオープンといった特殊事情を考えると負荷が大きいほうに数割増えるほうに誤差が出ると予想して良いぐらいです。
それをよっぽど売れなかった店のデータを添付するなどして少ない方に半減させた設計をさせてしまったのは事業主の責任でしょうね。
実施設計の担当者は施主の提示する条件に基づいて忠実に設計するわけだから、施主の代理人として設計条件を提示しているところの指示が間違っていれば当然まともなものは設計できません。

それとも正念場過ぎの適正負荷量を忠実に計算していたのか、、、
いやはやなんとも

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Comments

TBありがとうございます。
モレラもオープン景気さえ過ぎてしまえば、足元人口が少ないうえに、他のSCとそう違いの無い店ぞろえですから平日の集客力はカラフルタウンの半分、土日でも満車にならないでしょう。おそらくそれを見越して、北側の現在臨時駐車場扱いになっているところの舗装をしなかったのだろうと思います。長い目で見れば適正なサイズの浄化槽なのかもしれませんが、予想外の来客でミソをつける結果となったのでしょう。名古屋圏の人は「みんなが行くんなら、いっぺんいっとこか」という行動に走りやすいので、こういうイレギュラーが発生するのかもしれないですね。

Posted by: kojiro-railway | May 12, 2006 at 03:03 AM

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