腰洗い槽
最近良く利用する津市の温水プールですが結構年季が入っていて最近オープンしたところとは違い、いろいろ時代を感じさせるところが多いです。
温度制御が今のものより融通が利かなくて水温にむらが出来ていたり浄化槽が単独槽のためにシャワーで石鹸を使うとそのまま未処理で垂れ流すことになるのでシャンプーは禁止とかもありますが、一番象徴的なのは「腰洗い槽」の存在かなとおもいます。
まぼろしチャンネル第3回「何のためにあったか「腰洗い槽」」の巻で痛快にその存在に疑問符を投げつけられていますが、私と同世代の昭和40年代生まれにとっては塩素臭い腰洗い槽が小学校のプールに入る前の義務だったように記憶しています。
感染症予防などの衛生の観点から設けられた腰洗い槽ですが、その後に得られた知見によって存在意義を失い最近のプールでは設置されることの無くなっています。
平成13年にはついに遊泳用プールの衛生基準に関する指針の一部改正に関する御意見の募集結果についてにあるように管理指針からも削除されてしまっています。
それでもなお、埋めてしまうことも出来ずに腰洗い槽が存在し、設置当時さながらに腰まで入るようにと注意書きがされているプールに懐かしさを感じてしまいます。
最近のトレンドのバリアフリーという点では腰洗い槽はまさにバリアにしかならず、バリアフリー、特に車椅子利用を考慮したプールでは設置されていないようです。
名古屋市の香流橋や飛島村のプールは水はけのための勾配は付いているけど段差は玄関からプールまで無かったと記憶しています。
香流橋は車椅子の人を良く見かけたけど、津は一回だけ、このあたりも施設の古さを感じます。
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